キューズベリーが助産師小林先生にインタビュー!
便秘と骨盤の関係とは?
※あくまで、骨盤に焦点をあてていますので、原因は下記以外にも考えられます。
妊娠中の不快症状のひとつに便秘があります。
悩まされている妊婦さんは珍しくないのではないでしょうか。
●骨盤のゆるみ・ゆがみが妊娠中の便秘を呼ぶ!
<3つの原因>===========================================================
@腸への圧迫
妊娠中、裾広がりに開いてしまった骨盤内には空洞ができています。
すると、骨盤の上にあるはずの内臓が空洞の中に下垂してきて、骨盤の中にある腸を圧迫します。
結果、圧迫を受けることで、腸内で作られ蓄積した便を肛門の方へと送っていく腸の動きが
悪くなり、便がスムーズに排出されない状態になって便秘になります。
A骨盤内の血流やリンパの流れの滞り
骨盤がグラグラユルユルになって、骨盤内の血流やリンパの流れが
滞りやすくなると下半身に冷えやむくみが出て、
腸内の環境はとどまることを知らず悪化していくことになり、
大腸菌などの悪玉菌が増えていきます。
悪玉菌の増加は、腸内細菌のバランスが乱れるため
排便を妨げます。
Bリラキシンが腸の筋肉の働きをゆるめる
ゆるみすぎたり、ゆがんだりしていない健康な骨盤の持ち主は、リラキシンが分泌されても
最低限のゆるみにとどまるので、骨盤内の血流が悪くなることもなく、腸も圧迫されません。
ですから基本的には便秘は起こりません。
しかし、多くの現代女性はもともと骨盤周囲のじん帯や筋肉が弱いです。
そこへ妊娠して大量のリラキシンが作用するので、必要以上に骨盤がゆるんでしまいます。
リラキシンは腸の筋肉の動きをゆるやかにする作用もあることから、排泄機能が落ちてしまうのです。
骨盤が整うだけで、つらい便秘を最小限に食い止めることができます。
単純に便秘薬を使って対処療法的に排便を促す前に、なぜ便秘になってしまったたのか、
その根本原因を探り改善策を練ることも大切ですね。必要以上の骨盤のゆるみやゆがみが
妊娠中の便秘に大きく関わっているのを見逃すわけにはいきません。