来るべき生理が遅れて「妊娠したかも?」と思うころ、風邪の
初期症状のような身体のだるさや熱っぽさ、吐き気や下痢などが
起こることがあります。突然「うっ!」と口元をおさえて洗面所に
駆け込む・・・TVドラマでは定番の「つわり」のシーンです。
四六時中何かを食べていないと気持ち悪くなる「食べづわり」や
水を飲んでも吐いてしまう「吐きづわり」。眠くて起きていられない
「眠りづわり」など、症状はさまざまです。
TVドラマのようなつわりは、ちょっと現実離れしているかもしれませんが、
いつもとは違う体調不良な日々がダラダラと数ヶ月単位で続きます。
妊娠すると女性の身体は体内の赤ちゃんを守り育てていくために、
妊娠ホルモンが分泌され、急激な変化が起こります。
ホルモン状態が激変しますが、すごいスピードで突然に体内環境がガラっと変わるので、
母体は戸惑ってしまいます。
その結果、自律神経が乱れて体調が崩れます。
自律神経には、活動ホルモンと休息ホルモンがあり、それぞれがうまく機能するからわたした
ちの身体は起きて活動したり、寝て休んだり元気で過ごせます。妊娠によるホルモンの激変は、
身体と心を緊張させます。
すると休息ホルモンがうまく働かなくなってしまい、活動ホルモンが常に分泌され続けるため、常に緊張状態!つわりを引き起こします。
子宮は骨盤の中に守られている臓器です。
妊娠すると赤ちゃんを育てていくために、子宮に温かい血液をたくさん送り込みます。ゆがみがなく
安定した骨盤だと、子宮はふんわりと大きくなって、赤ちゃんはフカフカお布団に包まれて余裕の空間で
過ごすことができます。
でも、妊娠した時点からすでに骨盤がゆがんでいると、血液をうまく子宮に送ることができないの
で子宮は固くて冷たいままです。うすっぺらいせんべい布団では、赤ちゃんは寒くてきゅうくつです。
とてもスクスク育つことはできません。
骨盤が緊張し、子宮も緊張し、そして身体全体が緊張していきます。大切な子宮の調子が悪いのですから、ママの体調も悪くなってしまいます。胃腸にも緊張の刺激が伝わります。それで吐いたり下痢をしてしまったり、便秘になったりすることもあります。
骨盤がゆがんでいると、血流やリンパの流れが悪くなりむくみやすくなります。(むくみの項参照)
腎臓の働きも鈍くなるので、身体に余計な水分と老廃物が溜まりがちになります。
6赤ちゃんを育てていくママの大切な身体を少しでもよい状態にしようと、吐くことで、排泄しきれなかった
老廃物を排出するのです。
赤ちゃんの身体の基礎は、妊娠3ヶ月の終わり頃までに作られます。
ですから妊娠初期は、とても大切な時期だといえます。
妊娠前に長期間なんらかの薬を内服していたり、子どもの頃から食べてきた添加物などは、赤ちゃんの身体の基礎を作るのに大きく影響します。ママの身体に残っていないほうがいいですよね。出産に向けての身体作り、いらないものの排出作用として、つわりが起こります。

赤ちゃんは、ママのおなかのなかでしっかりと守られています。
つわりで食べられなくて、赤ちゃんは大丈夫なの?と心配になりますが、女性の身体に自然に備わっ
た神秘の力はすばらしいものです。
つらいつわりも、胎内環境を整えるための身体にとってとても大切な現象だったりするのかもしれません。
前向きに考えて、期間限定のつわりですから、なんとか乗り切ってください。
でも、日常生活が難しくなるような極端にキツイつわりのときは、どうか我慢しないでくださいね。何も食べられなくなるようなときは、産婦人科できちんと治療を受けましょう。我慢しすぎることは、ママにも赤ちゃんにも危険です。
ゆがんだ骨盤を微調整するためだと言われています。吐くときにはとても大きな力がおなかにかか
りますね。吐くたびに、ゆがんだ骨盤が動いて子宮環境がよくなっていくのです。
身体の緊張を解いてフカフカお布団の子宮を準備しようと、ママの身体は試行錯誤しているのです。
ホルモンの変化、自律神経の乱れ、そして骨盤のゆるみ。
ある程度のつわりは、しかたがありません。
でも、なるべくならつわりはないほうが嬉しいですよね。
骨盤を始点に、背骨、後頭骨、目、自律神経、ホルモンの分泌は
すべて連動しています。だから、妊娠初期には身体を緊張させることを避けましょう。

















知ってて得する+α