男性側の原因、女性側の原因、不妊の原因はさまざまですが、原因不明も15%とされています。


不妊について

執筆者:こばやし助産師

「不妊」… 赤ちゃんを望むカップルが「避妊していないのに2年以上妊娠しない状態」

妊娠を望む約10%のカップルが不妊症だと言われています。男性側の原因、女性側の原因、不妊の原因は さまざまですが、原因不明も15%とされています。婦人科で検査を受けても子宮、卵管、卵巣、どこにも 問題がないのに赤ちゃんが授からない場合には、骨盤に着目してみてください。

産後3~4ヶ月で骨盤はもとに戻っていく 骨盤は身体の土台く 恐るべし『産後ボケ』
骨盤のゆがみで起こる3つの要因 骨盤のゆがみで子宮と卵巣の機能が落ちる
子宮や卵巣は骨盤内にじん帯で吊り下げられる形で位置します。

骨盤がゆがむと…

骨盤がゆがむことによって、子宮、卵巣は上から下垂する内臓に
圧迫され、じん帯が引き延ばされ、子宮が骨盤の底へ下垂します。


子宮、卵管はねじれて緊張します。骨盤内の血液やリンパの流れが 悪くなり、子宮と卵巣の働きが悪くなってしまいます。

骨盤のゆがみで女性ホルモンの分泌が落ちる
骨盤がゆがむと卵巣から分泌される女性ホルモンのバランスが乱れ、子宮や卵巣は冷えて硬く小さくなり、 機能が低下します。2ヶ月に1回しか生理が来なかったり、1ヶ月に2回も生理が来たり、生理の量がやた ら少なかったり、さまざまな生理不順を呼び起こし、妊娠しにくい身体になってしまいます。
骨盤のゆがみで冷え性が起こる
骨盤と背骨、首、頭は連動

骨盤が開きすぎていたりゆがんだりしていると、血流やリンパの流れが悪く
な って下半身が冷えやすくなります。

わたしたちの身体は骨盤を中心にして、

下半身から背骨、首、頭・・・全身が連動しつながっているので

骨盤内の血流が悪くなれば冷えはどんどん広がって全 身の血液循環が悪
くなってしまいます。

冷えた子宮の内膜は硬いので、たとえ受精卵が子宮内膜に着床しようとしても
うまく潜り込めないので着床できず、妊娠をさまたげる可能性があるのです。


骨盤のゆがみで自律神経が乱れる
骨盤は卵巣や子宮につながる「仙骨神経」や「自律神経」の通り道。 骨盤がゆがんでいるとこれらの神経が圧迫を受けてうまく働かなくなります。

自律神経は背骨に沿って流れていますが、背骨が凝り固まってなだらかな S字カーブでなくなり、I字になってしまうと、周りの筋肉が硬直して 自律神経はさらに乱れます。

活動ホルモンと休息ホルモンのスイッチの 切り替えがうまくできなくなり、不眠になったり冷え性になったり。 ホルモンバランスが崩れ、妊娠しにくい身体になってしまいます。

仙骨 正常

妊娠しやすい身体とは、心身ともに健康な身体のことです。赤ちゃんが欲しいあなたは、自分の身体と心に耳を
傾け、ほんの少し気遣ってあげてください。まだ見ぬ新しい生命が、あなたをママとして選んで胎内に舞い降りて
きてくれるその日のために、準備できることはたくさんあります♪

例えばわたしは妊娠を望んでいたとき、まず「自分を好きになること」から始めました。
自分の欠点にはよく目がいくけど、長所は自分自身ではなかなか見つけられなかったりします。でも、人はみんな
それぞれに輝くダイヤモンドを持っていると思います。小さなダイヤでもかまいません。
発見することができたら、
それはきっと自分がここに生きている糧になると思うのです。

  

自分を認め、好きだと言える前向きな人。
自分はダメな人間、嫌いだという後ろ向きな人。
お空で待機している小さな生命は、どちらをママに選ぶでしょう?

わたしは料理が好きです! わたしは寝起きすぐから動けます!
わたしはスポーツが得意です!

あら、わたしって案外イケてるやん?

心が軽くなった途端、体を動かしたくなりました。 明るい太陽のもとに出たくなりました。
前向きな心と運動と栄養・・・ するとみるみる体調がよくなってきました。 骨盤も自然に
調整されていったのではないかと思います。

赤ちゃんは、そんなわたしを選んで舞い降りてくれました。 心と身体は
つながっているんだなぁと改めて思いました。 そして、気づけば8児の母です(笑)


赤ちゃんを授かるためのカラダ作り
骨盤と背骨、首、頭は連動

おばあちゃん世代から口をすっぱくして言われ続ける言葉です。 わずらわしいかもしれませんが、これは医学的には理にかなっています。

せかせかした日常でストレスを溜め込んでいたり、不規則な生活スタイル、 ファッションを気にするあまり、新しい生命を育むための無限の可能性を 秘めた大切な身体を酷使することは、好ましいとは言えません。


キーワードは『冷え』と『締めつけ』
ローライズジーンズに要注意!
骨盤は卵巣や子宮につながる「仙骨神経」や「自律神経」の通り道。 骨盤がゆがんでいるとこれらの神経が圧迫を受けてうまく働かなくなります。

自律神経は背骨に沿って流れていますが、背骨が凝り固まってなだらかな S字カーブでなくなり、I字になってしまうと、周りの筋肉が硬直して 自律神経はさらに乱れます。

活動ホルモンと休息ホルモンのスイッチの 切り替えがうまくできなくなり、不眠になったり冷え性になったり。 ホルモンバランスが崩れ、妊娠しにくい身体になってしまいます。

仙骨 正常

適度な運動をして気分転換骨盤や筋肉を鍛えよう
わざわざ運動・・・というとなかなか続かないものです。 出かける時にはなるべく歩くとか、家のなかの移動はつま先歩きとか、 日常のちょっとしたことで十分だと思います。 毎日続けられたら最高ですが、できなければ週に2~3回でもかまいません。 ウォーキングやスイミング、ヨーガなどもおすすめです。 楽しんで続けられる程度の運動は血行促進で卵巣や子宮の動きがよくなります。 パパも精子製造能力がアップしますよ!! また、骨盤を支えるじん帯や筋肉が鍛えられるので、マタニティー期に 突入できた場合の体力維持やあらゆるトラブル予防にも役立ちます。

あくまでも無理をしないように、運動が苦痛にならないようにしましょう。 キツすぎる運動は、かえって子宮や卵巣の機能を落としてしまうので、 あくまで楽しんでできるレベルにしてくださいね。

そして、運動にはもうひとつ、とても大きな意味があります。 赤ちゃんが欲しいのになかなかできない状況は、想像以上のストレスです。 身体を動かして気分転換をすることは妊娠への近道になるはずです。

適度な運動
赤ちゃんが欲しい人の大敵、ストレス

そうはいっても、ストレスいっぱいの現代社会です。
ただでさえストレスだらけの日々に、赤ちゃんができないストレスが加わるのですから、ホルモンバランスや体の調子がおかしくなったりして 余計に妊娠から遠ざかる悪循環に陥るかもしれません。

あまり考えないようにしようとしても、頭の中は「基礎体温」や「排卵日」と いう言葉でいっぱいになり逃れられなくなってしまうことも珍しくありません。 「考えすぎるな」と言われても無理だと思います。 本気で赤ちゃんが欲しいと願っていれば、なおさらですよね。

例えばわたしは、ストレスを感じると『笑えた出来事』を思い出すようにしています。 志村けんの『バカ殿』の顔を思い出してみたり、3年生の子どもが出先で「らーめん」の 看板を「らいちめん」と読んできょうだい全員に「なんでやねんっ!」と突っ込まれていた こととか。晴れ渡った空を見上げるのもおすすめですよ♪ 時間があれば自転車でガーっと走っていい汗かくのもスッキリします。 ストレスの原因を日常から取り除くことはきっと難しいから、 ストレス解消できるような、気持ちが前向きになれる時間を作ってみると いいかもしれませんね。
規則正しい食生活、早寝早起き

急激な体重の増減は子宮や卵巣に負担をかけます。
ダイエットにはとくに注意です。無理な食事制限をしたり、サプリメントやダイエット 食品に頼るダイエットをしたりすると、身体が飢餓状態になるので、まず生命維持を 優先しようという機能が働きます。子宮や卵巣などの生殖機能は停止しても生命に はなんら影響しません。身体は削れる機能から削ろうとします。 そして無排卵や生理不順、不妊を引き起こすのです。

太りすぎや痩せすぎは決してよくはないけど、バランスよくきちんと食べてよく運動 して規則正しく生活することで健康な身体と心を保つことが大事です。 赤ちゃんを育む大切な子宮を囲い守っている骨盤。たくさんの骨をつなぎ合わせ支 えているじん帯や骨盤底の筋肉も、バランスのいい食事と適度な運動によって強く 健康になります。


不妊治療中のみなさんへ

わたしは第4子を不妊治療で授かりました。
第3子を出産後、どうも体調がすっきりせず基礎体温を測ってみても無排卵。とても自然には妊娠できそうな気がしませんでした。赤ちゃんは授かりものです。なるべくなら自然に授かることが理想だと思います。でも悶々と月日ばかりが経過してアンハッピーな日々が続くのなら、できることをしてみようと婦人科を受診しました。

医師からは「なんで3人も子どもがいるのにそこまでして4人目なの?」と言われました。赤ちゃんが欲しい気持ちは本能的なもので、何人目であれ理由なんてないんですよね。ただ純粋に、ここにもうひとり赤ちゃんがいたら素敵だろうなぁと。そのあまりにも強い思いが、わたしの足を婦人科へ向かわせたのだと思います。

骨盤調整にカイロプラクティックにも通い施術を受けました。排卵障害があったので排卵誘発剤を内服しましたが、わたしの卵巣はさぼってばかり。排卵してくれません。しかたがなく連日排卵誘発の注射に通院しました。それでも妊娠には至りません。卵管が詰まっているのかも?ということになり、今度は子宮卵管造影検査、通水検査という、ちょっと痛みを伴う検査兼治療を行うことになりました。

結果、片方の卵管が詰まっていることが発覚したのでした。わたしの経験した不妊治療はたった半年程度で、しかも治療や検査のレベルとしてはたいしたことをしていないと思います。それでも「赤ちゃんが欲しい」と強く願っているときに、自分の身体が思うように反応してくれないはがゆさは、想像以上に辛いものでした。だんだん心まで折れそうになり、無心になろうとするのにできないイライラは爆発寸前になり、自分で自分の首を締めるような状態で八方ふさがりに陥っていました。

もっとハイレベルの治療をしている女性もたくさんいらっしゃると思います。どんな思いを抱えて、治療に専念されているのでしょうか・・・。その心の内を思うと、応援せずにはいられません。不妊治療は、心にも身体にも経済的にも、本当に負担の大きなたいへんな治療です。どうかどうか、頑張っているすべての女性が幸せを手にできますよう、強く願って止みません。

                            

助産師 小林寿子

※あくまでも上記は骨盤に焦点をあてて執筆していますので要因は他にも考えられます。 骨盤ベルト専門店

育児雑貨専門店のキューズベリー


情報を記入する
お名前
フリガナ
E-Mail ※