むくみの原因はなに?産後の生理的なむくみ


どうして?むくみ

執筆者:こばやし助産師

産後2週間のむくみ
むくみには2種類あります。

(1)生理的なむくみ
(2)骨盤のゆるみ・ゆがみが原因のむくみ
生理的なむくみ
出産によって羊水、血液などを一気に外に出すために、一時的にママの身体の水分バランスが崩れます。 産後すぐには急激に子宮が収縮しますが、そのときに身体のいたるところに溜め込んだ余分な水分は子宮の収縮に乗って下半身に送られ、むくみが出ます。

また、授乳が始まることもむくみの原因。
母乳を作るときにはたくさんの水分が必要です。

妊娠中とはまた別の理由で、ママの身体は足りない水分を補おうと 必要以上に水分を溜め込もうと働き、むくみが出る場合があります。

産後間もなくは安静に過ごしますから、運動不足で血行が悪くなるこ とも一時的に起こるむくみの原因です。


骨盤のゆるみ・ゆがみが原因のむくみ
出産直後の開ききって不安定きわまりない骨盤やウエスト周りを 正しくない位置、正しくない方法で締めつけるとどうなるでしょうか。 早く体型を戻したいという女心はよく分かります。

でも、ウエストニッパーやリフォーム下着の着用は、 ちょっと待ってください! 産後の子宮をウエストニッパーなどで締めれば、骨盤の下部が開いて下垂している骨盤内臓器をさらに骨盤底に向かってグイグイと圧し下げることになります。脚の付け根にある静脈は、さらに圧迫を受けて産後のむくみの原因になりますね。  
産後のむくみを解消するためにできること
ストレスを溜めないように過ごしましょう。産後2か月を過ぎて動けるようになってきたら、適度な運動とバランスのよい食事も心がけたいですね。むくみが出ても母乳育児の観点から、水分は制限しなくてかまいません。子育ての不安は、かかりつけの助産師にぶつけるといいですよ♪ 親身に相談に乗ってくれるはずです。

そして、母乳育児を頑張りましょう!

母乳育児はママの身体に溜まった水分のコントロールにもつながります。 血液から作られる母乳ですから、作る側(ママ)と飲む側(赤ちゃん)の リズムバランスがうまく軌道に乗り始めると、ママの血流がよくなって 冷えもむくみもおさらばです! 産後に締めるべきはウエストではなく、骨盤です。 元気で美しいママを目指しましょう!


避けられるむくみ、避けらないむくみ
たくさんの水分を利用して、胎内の赤ちゃんを健やかに育むので、 妊娠するとママの身体のいたるところに水分が貯留します。 塩分の摂り方にも注意が必要です。→詳しくは、妊娠中のむくみ参照

また、大きくなった子宮が脚の付け根の静脈を圧迫するので、 下半身の血流やリンパの流れが悪くなり、老廃物や余計な水分が溜まりやすく なり、むくみが現れます。朝より夕方にむくみが出やすいのは下半身にかかる重 力が原因なのですね。
避けられる
ママの骨盤がゆるみすぎたりゆがんでいると、
骨盤の空洞が広くなって、骨盤の上にある内臓が下垂してきます。骨盤内には子宮が守られるように位置していますが、上から他の臓器に圧し潰されて居場所を失い、骨盤の底へと下垂します。

すると脚の付け根の静脈は、さらに大きな圧迫を受けて血管の内腔がぺっちゃんこになり、血行はさらに悪くなり、必要以上のむくみが出るのです。
妊娠中、血行が極端に悪くなるとママの身体は血圧を上げてくることで血流を維持しようと働きます。身体の水分を調整しているのは腎臓ですが、コントロールがうまくいかなくなると腎臓に負担がかかってむくみと血圧上昇に加え、タンパク尿が出るようになります。

そうなると、妊娠高血圧症候群という病気として診断されます。 骨盤を正しくケアすることで、妊娠高血圧症候群はある程度 防げるのです。あなたの自己管理でおなかの赤ちゃんを守ってあげましょう  
※あくまでも上記は骨盤に焦点をあてて執筆していますので要因は他にも考えられます。 骨盤ベルト専門店

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